2022年秋に放送されるドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ)で主演を務める長澤まさみさん。
12歳(小6)で芸能界に足を踏み入れ、35歳となった今でもドラマや映画で大活躍!
今ではショートヘアーの印象が強く、シンプルな美しさに「マネしたい!」と同世代の女性ファンも多いですよね。
そんな長澤まさみさんの『可能性を広げる名言』を紹介いたします。
今、目に見えない何かにしがみついて「逃げる」「諦める」という言葉を忘れてしまっている人に読んでもらいたいです!
長澤まさみの名言
長澤まさみさんは、2000年の東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリに輝いてから約22年間、女優としてずーっと第一線で活躍されてきました。
30歳を過ぎてから、ますます演技の幅を広げられ、CMなどでも見ない日はありませんよね。
その飾らない笑顔に惹かれる人も多く、その魅力はなんだろう?とずっと思っていました。
そこには、長澤まさみさんならではの考え方があったのです。
【長澤まさみの名言】
私の場合は「とりあえずやってみてダメなら諦める」ですかね。あとは、危険だなと思ったら、自分の勘を信じて踏み込まないということも重要かもしれないです。
【引用】https://crea.bunshun.jp/articles/-/37871?page=3
こちらは、「どうしようもなく逃れられない状況に直面したときはどうしますか?」という質問に答えたときの言葉です。
私はこの『諦める』という言葉に衝撃を受けました。
それと同時に、長澤まさみという一人の女性に憧れ、この言葉の真意を知りたくなったのです。
なるようにしかならない
私と同世代(30〜40代)の方にとって長澤まさみさんといえば、2004年公開の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロインの印象が強いですよね。
当時17歳、白血病の少女を演じ、治療の副作用による脱毛を表現するため自らスキンヘッドになったエピソードは今でも有名です。
再鑑賞
— Q太郎 (@Q9992002) May 7, 2022
世界の中心で、愛をさけぶ 見たよ
朔と亜紀の生きた時間軸とそれをたどる現在の朔、交互に語られるかけがいのない時間、久しぶりに鑑賞したが、新鮮にみれたよ、長澤まさみの体当たり演技も、凄いね pic.twitter.com/ByAC1kc7ZV
それほどまで10代の頃から体当たりで演技をされてきた長澤まさみさんが、『諦める』という言葉を使ったことに、私は驚きました。
その言葉の根本は、長澤まさみさんの生き方のテーマ『なるようにしかならない』にあったのです。
「こうじゃなきゃダメ!」という頑なさを持たず、流れに身を任せ、心を寄せる。
厳密に言えば、流れるままではなくて、流れに身を任せるけど、舵は握っているっていう感覚かな。
https://numero.jp/fashion-20210327-chanel/
この流れに身を任せながら舵を握っている感覚によって、日々めまぐるしく変わる環境にストレスを感じず、不安さえも感じないという長澤まさみさん。
一方で、このようにもお話されていました。
窮地に追い込まれるほど、しっかりしなきゃというマインドが働く。この現状は誰に文句を言う出来事でもないし、誰かのせいでもないわけだから、だったら状況は自分の手で切り開いていくしかないなって
https://numero.jp/fashion-20210327-chanel/
窮地に追い込まれたら、もう自分がどうにかするしかないと、かなり肝が据わった発言です。
この両方の言葉を聞いて感じました。
『やってダメなら諦める』という言葉には、
『やってダメなら諦めるけど、いざという時は舵を切り、状況は自分の手で切り開く』
という力強さが込められていたのです。
流れに身を任せるって簡単なようで難しい!長年第一線で活躍されてきた長澤まさみさんだからこそ身につけたものなのかもしれませんね。
ですが、さすがの長澤まさみさんも昔からこんなに上手く舵を切れたわけではなかったようです。
20代の長澤まさみさんは、どのような考え方だったのでしょうか?
長く苦しい20代
実は、12歳で芸能界に入り約10年経った頃(21〜22歳ごろ)、モチベーションが落ちてしまった時期があったといいます。
10年仕事を続け、少し疲れていたのだと思います。(中略)私はもう十分頑張ってきたつもりなのに、まだやらなきゃいけないのか、という気分に
https://bunshun.jp/articles/-/45928?page=2
10代の全てを演技に捧げてきたんですから、気持ちがついていかなくなるのも当然です。
長澤まさみさんが21歳頃だと、ちょうどドラマ『ラスト・フレンズ』(フジテレビ)で主演を務めたあとぐらい。
今でも人気のドラマですが、その内容は衝撃的で、長澤まさみさんは彼氏からのDVに苦しむ女性を演じられていました。
『ラストフレンズ』7.5点
— 邦ドラマ観察日記 (@japandrama0323) July 14, 2020
視聴率:17.7%
主演:長澤まさみ、上野樹里
脚本:浅野妙子
第1回視聴率13.9%→最終回視聴率22.8%と数字からわかるよう、本当に面白いドラマ。
DV、セックス恐怖症、性同一障害と現代人が抱える問題を描いた傑作で、錦戸亮の情緒不安定な描写は本当に恐怖を感じる。 pic.twitter.com/8iDAIEpVPl
『ラスト・フレンズ』は、観ているこちらも精神的にグラグラしてしまうドラマだったので、役とはいえ長澤まさみさんの精神的負担はかなりのものだったと思います。
また、東宝シンデレラオーディション出身というのも、可憐で清楚というイメージが付けられ、それも負担だったのではないかと言われています。
同世代の女優には、綾瀬はるかさん・沢尻エリカさん・新垣結衣さん・石原さとみさん…などがいて、『女優豊作時代』ともいわれた世代でした。
常に誰かと比べられることも、20歳前後の女性にはかなり辛い状況だったでしょう。
長澤まさみさんは昔からマイペースで『自分は自分』という考えを持っていたと言いますが、20代の頃は多くの葛藤があったと言います。
ですが、30代に入ってからは少しずつ考え方が変わっていったそうです。
考え方の変化を比較してみました。
〜長澤まさみさん20代の頃〜
- 悩みや迷いがたくさん
- 気が強く負けず嫌い
- 正義感の塊、悪いことは許せない
- 頑張り過ぎて力が入っていた
- メディアの伝え方にモヤモヤ
- オファーが来ないのでは!?と仕事に対しての不安
- これからどうなるの!?とワクワク楽しみな気持ちも
↓↓ 気持ちの変化 ↓↓
〜長澤まさみさん30代になってから〜
- 私生活でも自分に自身をつけて悩みや迷いを解消(自炊や丁寧な暮らし)
- 自分が言われて嫌なことは人に言わない(因果応報、嫌な言葉は全て自分に帰ってくる)
- ネガティブな言葉は自分にも人にも幸せをもたらさない
- 人に頼りながら自分のやるべきことをコツコツこなしていく
- 人生はユーモア!
- 仕事がない時はない、作品との出会いにも運がある。
- 人生設計を考える(結婚、子供…でも今はお芝居が楽しい!)
この気持ちの変化は、少しずつ努力して変えていったものだとお話されていました。
前向きな考え方ばかりで素敵!自分を変えられるのは、自分自身なんですね。
ですが、過去の自分も大切にしていきたいという長澤まさみさん。
その理由と、ストレスを溜めない生き方についてさらに探ってみました!
自分の心地よさを優先する
20代のときに経験した気持ちも大切にしたいという長澤まさみさん。
今の理想は『毎日楽しく過ごす』ことなんだそうです。
『あのときよかったな』なんて、過去を思い返して楽しむ時間もあるけれど、基本的には過去から学んだら『じゃ、ありがとう!』と、すっきり手放して前へ。
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良いことも悪いことも過去は過去、スパッと前に進む姿はステキですよね!見習いたいです♪
『いろんな自分を経ていけたらいい』という長澤まさみさん。
常に「前向きに」「ポジティブに」を意識しながらも、やっぱりずっとは難しいそうです。
そんな時は、自分の気持ちを口に出すことを意識しているんだそうですよ!
疲れたときは『疲れた』と言うし、寒いときは『寒い』って言う。私は言わないとストレスが溜まっちゃうと気づいたので、口にするようになりました。
https://numero.jp/fashion-20210327-chanel/p3
自分自身だけでなく、相手に対しても声に出して気持ちを伝えるようにしているんだとか。
相手の言葉で嫌な思いをしたら素直に気持ちを伝える、逆にステキな言葉をもらったら感謝の気持ちを伝える。
それは、プライベートでの交友関係にも生かされ、気持ちの余裕にも繋がっていました。
昔は休日も行動的だったそうですが、30歳を過ぎてからは「とにかく休む」ようにしているそうです。
友達からお誘いを受けたけど、その時の自分の体調や明日の仕事などの不安があって誘いを受けるべきか悩む時ってあるじゃないですか。そういう時には行ってもお互いが良い気持ちにならないので、断る。「逃れられる時には逃れておく」潔さも大切だと思います。
https://crea.bunshun.jp/articles/-/37871?page=3
休日の予定を決めると疲れが取れないのめちゃめちゃ分かります!!(共感)
私も『悩んだら断る』その潔さを見習いたいです。
長澤まさみさんいわく、その誘いを断るときに大切なのは『言葉』なんだそうです。
どれだけ相手を傷つけずに自分の気持ちを伝えるか、思いやりを持った言葉の交わし合いで自分が成長していくんだとか。
とてもステキな考え方ですよね!気持ちに余裕が生まれると、ワンランク上の女性になれるのかもしれませんね。
最後に、長澤まさみさんが出演されている作品の中から1つオススメを紹介させていただきます♪
代わりのいない笑顔
長澤まさみさんの出演作でオススメなのがこちら!
50回目のファーストキス
2018年に公開された映画で、山田孝之さんとのダブル主演作です。
長澤まさみさんは、山田孝之さん演じるプレイボーイの弓削大輔が恋に落ちるヒロイン(藤島瑠衣)を演じられています。
瑠衣は、1年前に起きた事故により短期記憶障害を患い、その記憶は事故の前日までしか覚えておらず、新しい記憶は1日で消えてしまいます。
もちろん大輔との出会いも覚えておらず、瑠衣に心を奪われた大輔は、毎日彼女に気持ちを伝えるのです。
『勇者ヨシヒコ』や『今日から俺は!!』などを手掛け【コメディの奇才】とも言われる福田雄一監督の初ラブストーリー作品としても注目されました。
全米で初登場1位を記録した2004年アメリカ公開の『50 First Dates』(日本公開名「50回目のファースト・キス」)の日本リメイク版として制作されています。
「50回目のファーストキス」がとてもおすすめ!山田孝之さん演じる大輔と長澤まさみさん演じる瑠衣が出会って恋に落ちるも、1日しか記憶がもたない瑠衣の真実とその真実に向き合う大輔の姿に胸が熱くなります。忘れられても諦めない大輔が迎えた結末の温かさに涙が止まらない作品です!
— 招き猫 (@kEZx2dB4Q5t7GFs) September 22, 2022
ずーーー…っと、アダム・サンドラー&ドリュー・バリモア版のは観たいなぁと思いつつ月日が流れ、結局どこにも行けなかった今日、山田孝之&長澤まさみ版を観ることに。
— nrk (@1nrk1) September 19, 2022
うん、なんていうか、いつかまた観るかも。#映画
50回目のファーストキス https://t.co/C7yNoc2iMz
〜もぐぷく感想〜
長澤まさみさんといえば『コンフィデンスマンJP』や『マスカレード・ホテル』なども捨てがたかったのですが、今回は大人純愛ラブストーリーをおすすめさせていただきました。
個人的に30歳を過ぎてからベタベタなラブストーリーにあまり興味がなく…。
福田雄一監督と山田孝之さんがベタなラブストーリーを作ったというので、観賞したところ長澤まさみさんの笑顔にやられました(笑)
30歳を過ぎているはずなのに、セカチューの時と同じくらいキラキラした笑顔をしていて、やっぱり長澤まさみさんの笑顔は代わりがいないなと思いました。
内容も純愛ラブストーリーの切なさや、大人の恋愛なのにまるで10代の恋みたいなウブさがあったり、今までにない恋愛映画って感じでした。
そして、福田雄一監督ならではのコメディ要素がちょいちょい入ってくる(お馴染みのムロツヨシさんや佐藤二朗さん)ので、ベタなラブストーリーはちょっと…という私みたいな人でもサラッと観れちゃいました。
ラストは予想を上回る結末に感動!
まだ観たことない方は、ぜひチェックしてみてください♪
私は月額500円のAmazon Prime会員なので、特典(無料)で観れちゃいました。
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以上、長澤まさみさんの名言と『諦める』という選択肢についてお話させていただきました。
「諦める」「逃げる」
私はこの言葉を絶対に言ってはいけない呪いの言葉だと思って生きてきました。
特に、それこそ長澤まさみさんと同じく20代の頃は、「絶対に逃げるか」と必死になってしがみついて、心も体も壊れてしまった経験があります。
もし逃げられない状況でも、「辛い」「逃げたい」と素直に口に出せばよかった。
ネガティブな言葉を口に出したら、心に余裕ができて別の考え方が見つかったかもしれない。
もっと早く、長澤まさみさんの言葉に出会いたかったです。
もし今、同じような状況にいる人がいたら、長澤まさみさんの生き方を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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