【多発性硬化症の有名人】アリス・紗良・オット

【多発性硬化症の有名人】アリス・紗良・オット 難病の有名人

2019年に多発性硬化症と診断されたことを公表した、ピアニストのアリス・紗良・オットさん。

難病である多発性硬化症を患いながら、現在も世界で活躍を続けています。

そんな、アリス・紗良・オットさんについて、調べてみました。

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アリス・紗良・オットの心に残る名言

アリス・紗良・オットさんのことを知って、私が心に残った名言を初めに紹介させていただきます。

『どう考えるか  どう行動するか  どう人と繋がるか  それが私を私にしている』

【引用】NHKBS1 ザ・ヒューマンより

この言葉で、どんな困難や悲しいこと、辛いことがあっても、考え方しだいで可能性が広がることを教えてもらいました。

アリス・紗良・オットさんが歩んできた道が平坦ではなかったからこそ、とても説得力がありますね。

さらにこの記事を読めば、この言葉の意味を知ることができますので、ぜひ読んでみて下さい♪

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アリス・紗良・オットのプロフィールと経歴

  • 生年月日:1988年8月1日
  • 年齢:33歳(2022年現在)
  • 出身:西ドイツ・ミュンヘン
  • 職業:ピアニスト
  • ジャンル:クラシック音楽

ドイツ人の父親日本人の母親のもとに生まれたアリス・紗良・オットさん。

実は、3歳年下の妹もピアニストとして世界中で活躍されています。

モナ・飛鳥・オットさん。

もぐぷく
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美人姉妹!お顔も似ていますね♪

アリス・紗良・オットさんは、ドイツ語英語はもちろん、ミュンヘンで日本人学校に通い日本語を習得されました。

幼い頃からドイツ人でも日本人でもない自分に悩み続けてきたそうです。

「私のアイデンティティ(自分らしさ)はなに?」と―――。

3歳のとき、「ピアニストになる」と思い立ったアリス・紗良・オットさんは、4歳から本格的にピアノを始めています。

5歳で大きな舞台にたったときのことを今でも鮮明に覚えているそうです。

(演奏後の拍手や反応を見て)

ああ自分のことをわかってくれた、耳を傾けてくれたと感動しました。

自分のやりたいことはこれだと確信したんです。

【引用】NHKBS1 ザ・ヒューマンより

もぐぷく
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小さい頃からアイデンティティに悩んでいたからこそ、国籍を感じさせない音楽(ピアノ)によって、人として認められた気がしたのかもしれませんね。

そして、7歳からヨーロッパのコンクールで10以上の優勝を経験

オーストリアのザルツブルクにある音楽と舞台芸術のための総合芸術大学、『ザルツブルク・モーツァルテウム大学』に入学。

2008年に、世界でもっとも長い歴史を持つといわれる、クラシック音楽のレコードレーベル、『ドイツ・グラモフォン』と専属契約を結び、CDデビューされています。

練習でもステージでも裸足で演奏するのがアリス・紗良・オットさん流!

ピアノコンサートの本番前には、ルービックキューブを揃えて指を温めます。

さらには、ウイスキーをストレートで飲むという情報もありました。

もぐぷく
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こだわりの強さが伝わってきます…。

アイデンティティに悩みながらも、自分の居場所を求めてピアニストとして力強く活躍されてきたアリス・紗良・オットさん。

2018年9月27日、日本ツアーのコンサート中に突然左手が動かなくなったのです。

そして、2019年に、多発性硬化症と診断されたことを公表

2022年に、活動を再開されています。

アリス・紗良・オットさんが多発性硬化症を発症した時の状況は、どのようなものだったのでしょうか?

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アリス・紗良・オットと多発性硬化症

アリス・紗良・オットさんは、2019年2月12日に多発性硬化症と診断されたことを公表されています。

最初に異変を感じたのは、2018年の9月。

日本のコンサートツアーで、まさに舞台で演奏しているときでした。

左手に違和感を感じ、それが3週間続いたそうです。

この時の映像が、2022年7月30日にNHKBS1で放送された『ザ・ヒューマン』で紹介されていました。

驚いた表情をすると、演奏が止まり、見ているこっちが胸を締め付けられてしまいました。

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アリス・紗良・オットさんの強さも弱さも感じられる見ごたえのある番組でした♪

その後、ものが二重に見えたり唇がしびれた感覚もありました。

そして多発性硬化症と診断されてから臨んだミュンヘンでのコンサートで、突然左手のコントロールがきかなくなったのです。

その時の状況をテレビでお話されていました。

これ以上続けられないと思って退場しました。

調律師がステージのドアを開けてくれて、私は床に座り込んで泣き出した

【引用】NHKBS1 ザ・ヒューマン

もぐぷく
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絶望ですよね。ましてやアリス・紗良・オットさんはピアニストです。そのときの感情は、私にはとても計り知れません。

しばらく病名が特定できない時期があり、苦しい思いをされたそうです。

最初の異変から5ヶ月後に、多発性硬化症であると公表されています。

普通に過ごしていれば長い期間ではないですが、『わからない』という曖昧な状況では、一日一日が恐怖で長く感じられたことでしょう。

多発性硬化症と診断されたときは、「車椅子になるんだ」「もうピアノは弾けなくなるんだ」と思ったそうです。

公表された時のInstagramに、診断を受けたときの気持ちや、多発性硬化症と向き合うと決意した気持ちなどが、詳細に書かれていました。

こちらの文章には、このようなことが書かれています。

  • 最近仕事にも影響が出ていた体調について、1月15日にようやく多発性硬化症と診断されたこと。
  • 昨年、医師から初めて「多発性硬化症の疑いがある」と言われたとき、世界が崩壊したように感じたこと。
  • 以来、多発性硬化症について勉強し、長年にわたる大きな医学的進歩のおかげで、大多数の人が充実した生活を送っていると知ったこと。
  • 少しずつ治療との良いバランスを見つけて、これからも以前と同じように自分の人生を生き続けていくこと。
  • 多発性硬化症であると公表したのは、誤解の多いこの病気のことを知ってもらいたいから。
  • この数カ月間、サポートしてくれた人々への感謝。
  • 人生は何が起こるか分かりません。私はこの新たな道の始まりにいて、それをこれからどう活用していくかを責任を持って考えなくてはいけないこと。
もぐぷく
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この文章を読んで、人生で思いがけない悲しいことや苦しいことが起こっても、『考え方しだいで可能性は広がる』と教えられた気がしました。

ファンの皆さんも、思いがけない事実に戸惑いながら、これからの活躍を応援されていました。

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アリス・紗良・オットの人生

多発性硬化症と診断されたあとに発売されたアルバムは、アリス・紗良・オットさんの『人生の旅路』が表現されています。

『Echoes of Life(エコーズ・オブ・ライフ)』

日本語では、『人生のことだま』という意味です。

26曲目の『アリーナのために(アルヴォ・ペルト作曲)』は、多発性硬化症になったときの経験を重ね合わせています。

もぐぷく
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実際に演奏を聴いて、絶望的な状況に気持ちがフラフラしながらもなんとか歩いているような、私も多発性硬化症と診断されたときのことを思い出しました。

病気と向き合ったときの精神状態や、たどり着いた生き方など、アリス・紗良・オットさんの人生を感じることができるアルバムになっています。

難病さんは、感情が伝わって泣いちゃうので、聴かないほうがいいかも…(笑)

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もぐぷくまとめ

以上、多発性硬化症の有名人、アリス・紗良・オットさんについてお話させて頂きました。

ピアニストという、手足を繊細に動かし、その演奏を楽しみにしている人たちが世界中にいる状況で、この多発性硬化症という病気になったことは、絶望的な気持ちだったと思います。

ですが、その絶望的な気持ちさえ、ピアノに込めて演奏し、とても前向きに過ごされています。

私も、悲観的になることもありますが、この病気になったからこそ見えた世界がありました。

その知らなかったかもしれない世界を、少しでも多くの人に共有してもらえるよう、少しずつこのブログで発信していければいいなと思います。

アリス・紗良・オットさんの、これからの活躍に、(勝手に)親近感を覚えながら応援していきたいです!

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