ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(TBS)で主演を務める女優の有村架純さん。
実の姉である有村藍里さんもタレントや女優として活躍され、お互いのインスタに登場するほど仲良し姉妹としても有名ですね。
そんな有村架純さんの『可能性を広げる名言』を紹介させていただきます!
有村架純さんが大切にしてきた【家族の絆】を知ったとき、思わずウルッとしてしまいました。
有村架純の名言
実は、有村架純さんが小学4年生のときに両親が別居し、中学1年生のときに離婚されています。
有村架純さんと姉の有村藍里さんは、母親に引き取られ、以来家族3人で生活してきました。
まだ父親が一緒に暮らしていたころ、両親の仲が悪くなっていく様子をみて、有村架純さんはある決意をします。
有村架純の名言
『ちゃんと自分で生きていかなくては、母親を支えなくては、姉も守らなくては、自分が父親代わりにならなくては』
【引用】https://www.rbbtoday.com/article/2021/08/01/190842.html
小学4年生くらいから、そういう意識が芽生えたと言っていましたので、ちょうどご両親が別居したころになりますね。
とても小学生とは思えない決意ですが、有村架純さんが幼い頃は、どんな女の子だったのでしょうか?
二人姉妹のザ・末っ子
家族4人で過ごしていたときは、『なにも考えてない次女(末っ子)の性格』『自由奔放に生きていた』と話す有村架純さん。
ですが、最低限の礼儀や行儀に対しては、父親からよく注意されていたそうです。
●父親に怒られていたこと
- 行儀が悪い
- 口が悪い
- 丁寧な言葉を使う
- ご飯を食べるときは正座する
- 肘をついて食べない
- 食べながらテレビを観ない
並べてみると多いですが、どれも人として大切なことですね。
父親が厳しくしていた理由を、大人になってからこのように推測されていました。
「女兄弟で男の子がいないので、余計に父親が女性として育ててくれたのかなと思います」と感謝の言葉を口にした。
https://www.cinematoday.jp/news/N0105074
ドラマの有村架純さんを観ていると、品の良さが伝わってきますよね。
父親の想いは、しっかり娘たちに届いていることでしょう。
そんな父親とのエピソードをお話されていた有村架純さんですが、中学1年生のときに両親が離婚し母親についていくことになります。
当時の心情は、どのようなものだったのでしょうか?
両親の離婚
有村架純さんが、中学1年生のときに両親が離婚されました。
先程もお話しましたが、小4で父親が家を出ていますので、正式に離婚する前から父親とは別々に暮らしていたことになります。
家族4人で生活していたころは、両親のケンカが絶えず、有村架純さんは精神的に辛い子供時代を過ごしていました。
ずっと「家族がバラバラの方向を向いている」と思っていたほど、周囲のことをよく見ている子だったそうです。
有村架純さんが22歳のときに主演された、2015年公開『映画 ビリギャル』
映画「ビリギャル」【TBSオンデマンド】
主人公のさやかは、弟と妹の3人姉弟。
厳格な父親は、弟を野球選手に育て上げることしか興味がなく、さかやと妹には見向きもしません。
そんなギクシャクした家庭環境を、有村架純さんは自身の境遇と重ね合わせていました。
当時の家庭環境を「思い出してグッとくるものがありました」とお話されています。
そして、同じころ学校でも友達関係がうまくいかず、いろいろと悟ったという有村架純さん。
小学生から中学生の多感な時期に、人間関係で様々なことを経験されたことを、このように自己分析されていました。
「『落ち着いてるね』ってよく言われるんですけど、ちゃんと保っていなきゃという意識が強いかもしれないですね」
https://www.rbbtoday.com/article/2021/08/01/190842.html
精神的な成長というよりも、感情のコントロールを早いうちからやらなくてはいけなかった感じですね。デビュー間もない頃から貫禄があった理由が分かりました!
そんな精神面で辛い思いをしてきた有村架純さんですが、父親との別居から女手一つで育ててくれた母親に対して、よく感謝の言葉を口にしています。
有村架純さんのお母様とは、どんな人なのでしょうか?
毎日朝から夜まで働く母親
有村架純さんの母親は現在、兵庫県伊丹市にある『日本酒バル 酌-syaku-』を経営されています。
有村架純さんのお母様であることは、以前からオープンにされているようです。
昨夜は伊丹にある有村架純さんのお母さんのお店「日本酒バル 酌」で、美味しい日本酒とお酒に合う料理を頂きました(*´꒳`*) 「宝塚ウォーカー」で有村架純さんにお世話になりました!とお母さんにご挨拶できてよかったです^ ^ (薮) pic.twitter.com/QcL7f6nXys
— 関西ウォーカー編集部 (@KansaiWalkers) December 22, 2016
友人と伊丹で会食
— 半田祐也 (@handayuya1881) July 29, 2020
有村架純のお母さんとばったり
有村架純の母です!!
みんなに言われるから自分から先に言いますと言われていました。
衝撃的過ぎて開いた口が塞がらなかった
面白いお母さんでした😊
写真はありませんでしたが、きっと美人親子でしょうね〜♡
今でこそ母親も居酒屋を経営し、娘二人も女優・タレントとして活躍され、充実した日々を送っていますが、有村架純さんが小学生のころからは経済的にも厳しい状況でした。
小学生の頃には、わが家の経済状況は良くないんだなと思っていましたし、金銭面で苦労した母の背中を見ているから、人一倍頑張って生きていかなければいけない、と幼いながらも感じとっていました。
https://www.asahi.com/and/article/20190801/400768082/
金銭面で苦労した母親の背中は、姉である有村藍里さんも同じような気持ちで見ていたそうです。
毎日朝から夜まで働く母親の助けになろうと、姉の有村藍里さんは、高校に通いながらパン屋やモデルのアルバイトを週5日していました。
そして、有村架純さんも高校に進学すると週6でバイトを掛け持ちし、姉妹で母親を支えていたのです。
そんな母親の姿をずっと見てきたからこそ、「守りたい」と感じていた有村架純さん。
実は、この頃から【女優】になろうと決意していました。
私ならこう演じる
中学3年生のとき、ドラマを見ていた有村架純さんは、物語ではなく女優さんを見ていました。
中3のとき「ドラマをみて『私ならこう演じる』と自然に考えている自分に気付いた」
https://archive.ph/20130524035823/http://www.sanspo.com/geino/news/100109/gnj1001091037013-n1.htm#selection-691.19-691.58
このとき、既に姉の有村藍里さんは芸能界デビューをされていましたが、決して姉のあとを追っていったわけではありませんでした。
当時のことを、姉の有村藍里さんはこのようにお話されていました。
高校入学のころになって突然、『女優になる!』と言い出したんです。最初はびっくりしました。でも本当にオーディションを受けるというので、私と母が応募写真を撮ってあげました
https://mogupukutankentai.com/wp-admin/post.php?post=196&action=edit
「びっくりした」というほど、突然だったんですね!応募写真を撮ってあげるところで、仲の良さが伝わってきます♪
そして、2009年有村架純さんが16歳ときに現在の事務所であるFLaMme(フラーム)のオーディションを受けて芸能界デビューを果たします。
ですが、最初にオーディションを受けたときは、なんと不合格。
「言葉遣い(標準語)」や「ダイエット」などの課題を与えられ、1年後に再オーディションを受けて合格されました。
学校と週6のバイトに加え、オーディションの課題をこなしていたと思うと、その努力は想像を絶します…。
オーディションに落ちたときはショックが大きく泣いていた有村架純さんですが、そんな時に背中を推してくれたのは、やっぱり母親でした。
「あんたがそんなんでどうするの!」と叱ってくれたと言います。
その言葉で「頑張ろう」と決意した有村架純さんは、今でも母親の存在が支えになり、仕事の原動力になっているそうです。
今俳優をしているからこそ親に対してできることがありますし、守れるものがある。俳優というお仕事に就いて良かったなと思っています
https://www.asahi.com/and/article/20190801/400768082/
有村架純さんが家族の話をするときは、必ず『守る』という言葉が出てきます。ずっと守ってくれた分、恩返しのように母親を守りたいという気持ちがあるのかもしれませんね。
☆プチ情報☆
有村架純さんの本名は、『有村架澄』最後の漢字だけが違います。
その芸名の最後の漢字『純』は、父親の名前から取られているんだそうです。
両親はバラバラになったけど、父親との親子の絆はずっと繋がっているんですね。
両親の離婚がきっかけで、母親を支え、姉を守ると心に決めた有村架純さん。
そこには、一緒に多くのことを乗り越えた姉との強い絆がありました。
「お姉ちゃんは大丈夫」姉妹の絆
有村架純さんの実の姉、有村藍里さんは、現在タレントや女優として同じ芸能界で活躍されています。
2019年に、「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ)で、美容整形を受ける様子が放送され、大きな話題を呼びました。
有村藍里さんは、2歳年上で、2006年に有村架純さんより先に芸能界デビューされています。
後から芸能界入りを果たした妹に迷惑をかけたくないと、姉妹であることは隠し『新井ゆうこ』として活動していたのですが、2015年に姉妹であることが報道されてしまいました。
2015年というと、有村架純さんが「映画ビリギャル」で主演を務め、金髪ギャル姿が話題になったころ。
活動の幅を広げる妹にくらべ、姉の有村藍里さんは、結果がでない日々に自信をなくし、引退を考えていました。
そんな時に、思い出したのは有村架純さんの言葉。
記者の方に声をかけられたときはパニックになって、これからどうなってしまうのか不安でした。でも妹は自分も精いっぱいのはずなのに何度も連絡をくれて『お姉ちゃんには“自分は自分”というものがあるから大丈夫』と励ましてくれた。すごく嬉しかったし、気持ちも楽になった。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1612049/
「大丈夫」という言葉の中に、姉を守りたいと決意した有村架純さんの気持ちが入っていると思うと、ウルッとしちゃいますね(涙)
以来、お互いがやるべきことやろうと誓い、この言葉を胸にコツコツと努力を積み重ねていった有村藍里さん。
その結果、コンテストでグランプリに輝いたり、ドラマのヒロインに抜擢されるなど、有村藍里さんだからこそできる仕事が増え、現在はコスメブランドのプロデュースもされています。
つらい時期を姉妹で乗り越えたからこそできた絆がありましたね。
よく有村架純さんの家に姉の有村藍里さんが遊びに来られるそうですよ。
「ついこの前、うちの姉が家に来ました」とニコニコと語る。家では姉妹で「一緒にお茶して、しゃべって」と楽しい時間を過ごしたそうだ。
https://www.excite.co.jp/news/article/Narinari_20210605_65701/
一緒にお茶しておしゃべりして、姉妹の穏やかな時間が伝わってきますね。
これまで家族との強い絆を大切にしてきた有村架純さん。
だからこそ、女優という仕事に対して、手を抜いたことは一度もありませんでした。
真面目で手を抜かない姿
2010年に芸能界デビューを果たした有村架純さん。
実は、現在の活躍からは想像もできない苦労がありました。
デビューから約3年間、書類選考を含めると3桁に上るほどのドラマやCMのオーディションを受け続けたのですが、ほとんど落ちてばかりでなかなか結果が出ませんでした。
オーディションを受けたドラマを見て、「これも落ちた…」と泣いていたこともあったそうです。
そんな有村架純さんの知名度を一気にアップさせたドラマがありました。
連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)
有村架純さんは、小泉今日子さん演じる、主人公の母の若かりし頃として出演されました。
聖子ちゃんカット姿が可愛すぎると、今でも伝説になっていますよね。
以来、数々のドラマ・映画に出演し、ジブリ映画の声優など活躍の幅も広げられ、多くの賞を受賞されました。
現在も女優として第一線で活躍されている有村架純さん。
そこには、真面目で決して手を抜かない姿勢がありました。
「仕事の量はおかげさまで増えましたけど、そこがバロメーターじゃないというか。しっかり役と向き合って、役の中でちゃんと生きていると思えたとき、女優として成長できたかな、と思うんです」
【引用】https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/02/02/kiji/K20160202011967050.html
仕事は量じゃなくて、いかに役と向き合って生きた演技ができたかを大切にしているからこそ、観ている人の感情を揺さぶる演技ができているんだと思います。
最後に、有村架純さんが出演されているドラマ・映画の中から、オススメ作品を紹介いたします!
有村架純の自然体
有村架純さんが主演を務めたドラマをおすすめさせていただきます。
『有村架純の撮休』
WOWOWプライムにて、2020年3月から放送されたドラマです。
有村架純の架空の休日を描く8つのストーリー。突然撮影が休みになったら、女優はどう過ごすのだろうか? そんな妄想の世界を気鋭の監督・脚本家たちが描く異色ドラマ。
https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu/
1話のみ「第12回 Asian Pop-Up Cinema」で上映され、日本人初の「BRIGHT STAR AWARD」を受賞。
各話ごとに監督が変わり、この賞を受賞された1話『ただいまの後に』は「海街diary」や「万引き家族」で知られる、是枝裕和監督が手掛けています。
〜もぐぷく感想〜
フィクションなのに本当に有村架純さんのお休みを覗いているような不思議な感覚です。
実は3話の『人間ドッグ』も是枝監督が手掛けているのですが、タイトル通り撮休を使って人間ドッグに行くだけの話です。
最初は1つ1つ検査をしていくのですが、腹部エコー検査で現れた検査技師が、女優になる前の有村架純を知る男性(元彼?)でした。
密室での二人のやり取りがぎこちなくて、でも昔を思い出して関西弁が出てしまう…。
検査のために塗られたジェルの音が静かな診察室に「ペチャペチャ」と鳴り響く様子が、どこかエロティックで、ドキドキして見てしまいました!
私たちが見ているドラマの中の有村架純さんが、女優から離れると何を思い、何に葛藤しているのか、まるで心の中まで覗いているような感覚でした。
話によっては、ホラーあり!SFあり!のバラエティ豊かなラインナップなのも面白い。
1話完結なので、子育て中の私にはサクッと観れて良かったです♪
まだ観たことないという方は、是非チェックしてみてほしいです!
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以上、有村架純さんの名言、小4で家族を守ると決意した理由を紹介させていただきました。
10代の頃から、可愛らしさの中に大人びた目をしているなぁ〜と思ってましたが、その理由が分かった気がしました。
お母様もご苦労された分、娘たちにを守りたい、支えたいと想ってもらえて、本当に嬉しいでしょうね。
でも、子を持つ母である私の私見ですが、母親の願いは子供の幸せです。
どんな形であれ、笑って生きてくれればいいんです。
家族への想いも大切ですが、有村架純さんにはこれまで頑張ってきた分、もっと自分を甘やかして大切にしていってほしいです!
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