ワンピースPVで話題!【辛い時期を乗り越える曲】ミスチルHERO

【辛い時期を乗り越える曲】ミスチル桜井和寿/小脳梗塞 辛い時期を乗り越える曲

90年代から音楽シーンのトップを走り続けているバンド、Mr.Children

名言の詰め合わせのような心に響く歌詞と、ボーカルの桜井和寿さんの甘く力強い歌声が魅力で、幅広い年代から指示されています。

そんな桜井和寿さんが、2002年に小脳梗塞を経験されていたのは知っていましたか?

デビュー10周年目のアニバーサリーイヤーに起こった出来事でした。

当たり前のことは、ほとんどが当たり前じゃない。

その想いをMr.Childrenは、力強い言葉生命力に溢れた歌声で私たちに届けてくれています。

漫画「ワンピース」のプロモーションビデオでも話題になった「HERO」の背景にも注目です!

もぐぷく
もぐぷく

小脳梗塞の影響で声が出ない桜井和寿さんの、『魂の歌声』をぜひ聴いてほしいです!

【記事には広告が含まれます】

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HERO

まず初めに紹介させていただくのがこちら。

HERO

こちらは、2002年12月に桜井和寿さんが小脳梗塞から復帰された直後に発売された曲です。

最近では、漫画「ワンピース」のプロモーションビデオにも使用され、話題になりました!

桜井和寿さんが小脳梗塞の疑いがあるとして活動休止を発表したのが、2002年の7月でした。

温泉旅行に行くため、ペットをペットホテルへ預けに家を出たとき、首に違和感を感じたそうです。

それから、手足にしびれを感じ、視界不良になりながらも、自ら車を運転して病院へ向かった桜井和寿さん。

すぐに検査入院し、原因を調べたところ、小脳梗塞の疑いがあると診断されました。

その時は、自分で携帯電話の番号も押せなくなっていたそうです。

小脳梗塞と診断される直前、テレビに出演されたときの映像がこちらです。

そもそも、小脳梗塞とはどのような病気なのでしょうか?

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小脳梗塞とは

病名だけ見ると、「小さい脳梗塞?」「脳梗塞の軽いバージョン?」なんて思ってしまいましたが、実はその真逆。

とても危険性が高いと言われている病気なんです!

小脳梗塞は、小脳の脳血管が詰まってしまうことで、脳の細胞が死んでしまう脳梗塞の一種です。

小脳梗塞になると、このような症状があらわれます。

立ったり座ったりするときにバランスが取れない、歩くときにふらつく、転ぶ、手足がうまく動かせない、めまい、吐き気・嘔吐、ろれつが回らない、耳鳴り・難聴、ぼんやりする、などが代表的な症状になります。

https://doctorsfile.jp/medication/534/#:~:text=%E5%B0%8F%E8%84%B3%E6%A2%97%E5%A1%9E%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E7%AB%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8A,%E4%BC%B4%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

脳梗塞は、多くの場合、大脳に発症するといわれています。

それが、小脳に発症した場合、何が危険かと言うと、近くに生命維持には必要不可欠な脳幹があるからなんです。

脳幹が回復不可能となった場合、『脳死』と診断されます。

もぐぷく
もぐぷく

こ…怖すぎ…。

桜井和寿さんの場合は、幸いにも軽度の小脳梗塞だったため、手術はせず、薬で血栓を溶かし、とにかく安静にすることで回復されたそうです。

これにより、十分な静養が3、4ヶ月必要と発表され、予定していたデビュー10周年記念のアリーナツアーが全てキャンセル

結果的には、半年間の音楽活動休止となりました。

そして、復帰直後にリリースされた『HERO』の歌詞には、このような言葉が綴られています。

人生をフルコースで深く味わうための

幾つものスパイスが誰もに用意されていて

ときには苦かったり 渋く思うこともあるだろう

そして最後のデザートを笑って食べる

君のそばに僕は居たい

『HERO』の歌詞より

小脳梗塞という思いがけない人生のハプニングにリンクした歌詞ですが、実は曲を作ったのは小脳梗塞を発症する前だったんです。

桜井和寿さんが「ヒーローとは何か」と考えたとき、子どもたちにとって一番のヒーローは父親や母親だと思ったことから、親目線で書いた曲なんだとか。

ですが、一部だけ病気後に付け加えられた歌詞があったんです!

残酷に過ぎる時間の中で きっと十分に僕も大人になったんだ

悲しくはない 切なさもない

ただこうして繰り返されてきたことが

そう こうして繰り返していくことが 嬉しい 愛しい

『HERO』の歌詞より

当たり前のように大人になったけど、この当たり前の日々は本当は当たり前じゃなくて、何気ない日々の繰り返しが嬉しくて愛しい。

そんな風に聞こえてくる歌詞だと思いました。

もぐぷく
もぐぷく

私も難病と診断された時、今の生活は当たり前じゃないと思ったので、この歌詞はとても刺さります。

歌詞も素敵なんですが、実はこの曲で一番注目していただきたいのが、桜井和寿さんの歌声なんです!!

『HERO』のレコーディングが行われたのが、9月中旬。

力強いサビの高音を歌い上げるには、まだ完全な状態ではありませんでした。

声が張れず、どうしてもファルセット(裏声)になってしまう。

1番、2番と、サビをファルセットで歌い上げた桜井和寿さん。

なんと最後のサビだけは、地声で歌い上げたのです。

ボーカルの技術ではなく、魂で歌った桜井和寿さんの歌声は、今でも多くの人々を魅了しています。

病気を乗り越えたからこそ誕生した名曲を、ぜひ聴いていただきたいです。

HEROが収録されているアルバム『シフクノオト』は、「ありふれた日々を大切に」というコンセプトで作られました。

桜井和寿さんは、「音楽を鳴らせることが、いろんなアクシデントを経た今、何よりも至福の時間なんじゃないか」と語っています。

↓↓ぜひ、アルバムで聴いてみてください♪↓↓

もぐぷく
もぐぷく

夜のミスチルって涙腺崩壊しちゃうよね(笑)

泣いてストレス発散するのもアリかも!

続いては、HEROのカップリング曲『空風の帰り道』を紹介させていただきます

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空風の帰り道

続いて紹介させていただくのはこちらです。

空風の帰り道

この曲は、先程紹介させていただいた『HERO』のカップリング曲としてリリースされました。

桜井和寿さんが小脳梗塞での療養中に書いた曲です。

高校時代に彼女を送って帰る情景を思い浮かべながら書いたという歌詞は、ごくごく当たり前の日常を丁寧に切り取ったものになっています。

からっ風が吹いたから

少し手をつないで歩こうよ

花や草木に習い僕ら

かるく揺れながら

『空風の帰り道』の歌詞より

何気ない日常だからこそ大切にしたいという気持ちが伝わってきます。

桜井和寿さんは、この曲について「今の自分たちに感謝する気持ちというのがたくさん繋がっていけば、悲しい事件も減るかもしれない」と語っていました。

今日の日が終わる

また来週に会える

「さよなら」は悲しい響きだけど

僕が言えば愛の言葉

『空風の帰り道』の歌詞より

恋人への何気ない言葉も、生きているからこそ伝えることができる。

それがたとえ「さよなら」という寂しさを感じる言葉でも、伝えられれば愛の言葉になる。

そんな想いが伝わってきました。

小脳梗塞により、約半年間の活動休止を余儀なくされた桜井和寿さん。

デビュー10周年記念のライブツアーが中止になってしまい、ファンの前に立てることも当たり前ではないと強く感じました。

そして、ファンも待ち望んだ音楽活動の復帰と同時に、一夜限りのライブを開催したのです。

なんと、あの前澤友作さんも参戦していたそうですよ。

この時の復帰ライブは、今でもファンの心に深く刻み込まれています。

改めてMr.Childrenの世界にどっぷり浸って、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

もぐぷく
もぐぷく

このサイのジャケットのベストアルバム懐かしい!

まだCD買えるみたいです♪

もぐぷく
もぐぷく

思わずベストアルバム並べてみたら、お腹パンパンのフルコースって感じ!(サイコー)

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まとめ

以上、辛い時期を乗り越えるMr.Childrenの曲を紹介させていただきました。

正直私は、桜井和寿さんがこんなに大きな病気を経験されていたとは知らなかったんです。

でも、今回改めて当時の状況とか、桜井和寿さんとファンの方たちの声を聴いて、Mr.Childrenは、辛いときも、苦しいときも、いつでもファンと一緒に乗り越えてきたんだなと思いました。

きっとその関係はずっと続いて行くんだろうな…。

これからも、心が道に迷ってしまった人たちの道標になるような、素敵な曲をたくさん届けていってほしいですね!

☆他にも病気を経験されたアーティストの曲を紹介してるので、ぜひ覗いてみてください

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