ひろみちお兄さんこと佐藤弘道さんが、タレント活動を一時休止すると発表されました。
理由は、脊髄梗塞により下半身麻痺となったからです。
NHKのおかあさんといっしょで体操のお兄さんを務め、現在も体を動かす仕事が多かった佐藤弘道さんが「今は全く歩けません」というコメントを出したことで、多くの人に衝撃を与えました。
佐藤弘道さんが脊髄梗塞を発症したときの状況から現在の様子、さらには亡くなったという噂についても深堀りしてみましたので、是非ご覧ください!
脊髄梗塞はどのような病気なのかというのもまとめてますので、明日は自分や家族、友人がなるかと思い知識を身に付けておきましょうね。
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ひろみちお兄さんの病気は何!?
佐藤弘道さんの病気は、脊髄梗塞(せきずいこうそく)です。
「梗塞」というのは「詰まる」という意味があり、脳梗塞や心筋梗塞と同じように、血管が詰まることで発症します。
脊髄梗塞という名前の通り、血栓などの理由で脊髄の血管が詰まることで、脊髄の機能が失われてしまい、手足が動かなくなってしまうのです。
非常にまれで、発見が難しい病気だと言われています。
「急に症状が出て病院に行ったとしても、医師もすぐにそれを想起して治療したりというのはなかなか難しくて、いろいろな検査を経てということなので、治療までに時間がかかります」
https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2024/06/100799.shtml
診断が難しいという脊髄梗塞を発症した佐藤弘道さんの初期症状はどのようなものだったのでしょうか?
ひろみちお兄さんが脊髄梗塞を発症した時の状況は?
2024年6月13日に発表された直筆文章から、当時の状況について見てみましょう。
— 佐藤弘道 (@sato_hiromichi) June 13, 2024
2024年6月2日、それは研修会指導に向かう飛行機の中で突然起こりました。
佐藤弘道さんは、40歳を過ぎてから大学院に進学し、2015年に弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了、医学博士を取得されています。
親子体操について研究し、日本初の親子体操博士となり、以来、全国で親子体操教室や講演会、指導者実技研修会などを行ってきました。
なので、この時も親子体操博士として、研修会指導に向かっていたのです。
そして機内で体調を崩してしまい、そのまま下半身麻痺となり、歩けなくなってしまったと言います。
脊髄梗塞の一般的な初期症状は、このようなものがあります。
- 突然の背中や首の痛み
- 下半身の麻痺や筋力低下
- 感覚異常(しびれや感覚が鈍くなる)
- 排尿や排便の障害
「なんかおかしいな」と痛みがあることもあるそうですが、わずか数分で手足が動かしづらくなり、完全に血管が詰まってしまうと全く動かなくなってしまうというので、本当に突然であっという間のことなんだそうです。
ひろみちお兄さんは、飛行機の中ということもあり、病院で診てもらうまで時間が掛かってしまったかもしれませんね。
それから、緊急入院となり脊髄梗塞と診断された佐藤弘道さんですが、現在はどのように過ごされているのでしょうか?
ひろみちお兄さんの現在は?
佐藤弘道さんは、6月13日時点で「投薬とリハビリの日々を過ごしている」と報告されています。
投薬と言っても、脊髄梗塞には根本的な治療法が無いので、おそらく血栓溶解療法により、血栓を溶かす薬剤を使って治療しているのだと思います。
他には、血流を回復させる手術「血行再建術」という治療法もあるようです。
そして、脊髄梗塞で一番重要なのがリハビリです。
筋力や感覚の回復を目指すために行われます。
リハビリによって歩けるようになることもあるそうなので、佐藤弘道さんがどこまで回復できるかは分かりませんが、実際に脊髄梗塞を発症して歩けるようになったという方の声も聞かれるので、かなり希望はあるのではないかと思います。
↓こちらの動画がとても参考になりました!
ひろみちお兄さんは身体能力が高いので、回復力も高いんじゃないかと思うのは私だけ?
今後は、回復に向けてリハビリに力を入れていくことになる佐藤弘道さんですが、ネットでは「亡くなった」という噂が飛び交ってしまっています。
それはどうしてなのでしょうか?深堀り調査してみました!
ひろみちお兄さんが亡くなったという噂について
公表された文章で、現実と向き合い、今後できることを一生懸命行っていくと記されていたにも関わらず、「佐藤弘道さんが亡くなった」という噂が広がっているのには、2つの理由がありました。
1つ目は、2020年に脳内出血で亡くなった、おかあさんといっしょ10代目うたのお兄さん今井ゆうぞうさんの情報と混合してしまっていること。
そして2つ目は、佐藤弘道さんが高校1年生のときに命の危機を感じるほどの大怪我を経験されているという情報が今になって出ているからでした。
1年生のときに、吊り輪で宙返りを失敗し、落下して、それで頸椎を亜脱臼してしまって。落ちた瞬間、目の前からシューッて明かりが消えていく感覚がありました。「これ、真っ暗になったら死んじゃうんだな」って思って、消えていく光を一生懸命追いかけたんです。
その後、意識が飛び、目の前に再び光が差し込んできたときには、全身が動かなくなっていました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/858477?page=2
この高校時代の経験を人生の辛い時に思い出すことで、やめたいと思った体操のお兄さんを12年間務めあげ、卒業を機に個人事務所を立ち上げたり、46歳で医学博士を取得するなど、様々なことにチャレンジし続けることができました。
その背景には、結婚30周年を迎えた奥様のサポートもあったそうです。
体操のお兄さんをやっているときに弱音を吐くと「続けることが大事、辞めるのは簡単だ」と説教して、佐藤弘道さんの背中を押したんだとか。
さらに個人事務所を立ち上げた時は奥様自ら代表となってギャランティの交渉や事務作業などの業務を全て引き受け、体操教室では佐藤弘道さんと一緒に子どもたちに指導する姿もあったというから、これまで二人三脚で駆け抜けてきた夫婦なのがよく分かります。
「弘道さんは常に支えてくれる久美子さんへの感謝を込めて、結婚したとき、10周年、20周年といった節目にダイヤモンドのネックレスを贈っています。11月の30周年、笑顔で新しいネックレスを久美子さんに手渡しできるように精いっぱい、リハビリに取り組むそうです」(前出・芸能関係者)
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2338189/2/
奥様と一緒ならいつかきっと病気を乗り越えて、元気な姿を私達に見せてくれるはずですね!
まとめ
以上、ひろみちお兄さんこと佐藤弘道さんの病気について紹介させていただきました。
私自身、難病の多発性硬化症により脊髄に炎症ができたことがあるので、脊髄の損傷がどれだけ体に影響を及ぼすかよく分かります。
しかもそれがあっという間の出来事で、歩けなくなってしまうというのは、想像もできないほど受け入れがたいことだったでしょう。
ましてや体操を教える立場で、体が資本のひろみちお兄さんの場合では、本当に絶望的なことだったと思います。
私達にできることは、ひろみちお兄さんのことを忘れずに待っていることだけですね。
いつかまたあの爽やかな笑顔で、子どもたちに体操を教える姿が見られることを楽しみにしています!!
この記事が残ることで、多くの人にひろみちお兄さんの記憶がとどまりますように。
◎NHKで活躍されていた繋がりでは、ニャンちゅう声優の津久井教生さんが難病と闘っています。
声優として生きてきて、命よりも大切な声を失った今、津久井教生さんは何を思って生きているのか、本当の強さを知ってください!
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