【体験談】これってHSP?なにもしたくない私の奮闘記!

体験談これってHSP!?なにもしたくない私の奮闘記 多発性硬化症体験談

こんにちは、もぐぷくです。

「なんにもしたくない」「ずっと寝ていたい」と思う自分に罪悪感を感じ、うつ病などの病気を疑ったり、無気力になってしまい楽しくないな…と感じている方も多いのではないでしょうか?

私はしょっちゅうあるので、そんな気持ちと向き合ってみた話をさせていただきます。

もぐぷく
もぐぷく

何か共感できることがあれば、コメントしていただけると嬉しいです。

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とにかくなにもしたくない

私はよく「今日はなにもしたくないな…」と思う日があります。

主婦なのに、なにもしたくないってダメダメ人間ですよね。

そして、その気持ちに罪悪感を感じながら日々を過ごしています。

私のなにもしたくない日の感情はこんな感じです。

朝起きる

  • ダルい
  • 左脚痛い(多発性硬化症の名残)
  • 体中が痛い(寝相が悪かった)
  • すでに疲れてる
  • 気持ちが落ち込んでいる
  • 起き上がりたくない
  • 朝ごはんの準備したくない
  • 家事、洗濯、掃除なにもかもやりたくない
  • なにもやりたくなさすぎて涙が出る

こうして改めて並べてみるとダメ人間が際立っていますね…。

「とにかくなにもしたくない日」って、もう朝から決まってる場合が多いです。

身体の不調があると気持ちが落ち込んで、どんどん悪い方向に考えてしまいます。

子供が生まれる前は、休める時間のゴールが見えていたのでなんとか頑張れていました。

もぐぷく
もぐぷく

仕事が何時に終わるからここからはゆっくりできる!

もぐぷく
もぐぷく

家事を一気に終わらせてあとはゆっくりしよう!

子供が生まれても、赤ちゃんの頃は昼寝をしてくれていたので、その時間だけでも静かな部屋でのんびり過ごすことができて気持ちの切り替えができていました。

ですが、子供が3歳を過ぎると急に昼寝をしなくなり、夜寝るまでノンストップで自分の時間がなくなってしまったのです。

そうなると毎日毎日、身体も心も休まるときがありません。

もぐぷく
もぐぷく

世のお母さんたちはみんなそうだから…。

もぐぷく
もぐぷく

自分の母親は子供3人いても完璧にやっていた…。

もぐぷく
もぐぷく

私だけ弱音を吐いていたらダメだ…。

と、日々少しずつ心をすり減らして生きていました。

せっかく始めたブログも手につかず、何事も無気力になり、「とにかくなにもしたくない」「楽しくない」と思う日が増えてしまったのです。

ですが私が家事も育児もやらないと家族が困る。

もともと正義感が強いので辛いけど手を抜けず、さらに助けてが言えない性格で、どんどん気持ちが悪い方向へ向かい、自分の首を締め続けていました。

ですが、このままでは人生楽しくありません!

私も氷川きよしさんみたいに自分を開放してキラキラしたい!!

もぐぷく
もぐぷく

人として美しくてステキ!!大好き!!一度夢に出てきて以来、親友の感覚です(笑)

そう思い、改めて自分自身と向き合ってみることにしました。

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キャパシティを知る

私は、よく人と比べてしまう癖があります。

あの人はできているのに私はできない。

あの人は楽しそうなのに私は楽しくない。

そもそもそれが間違っているんです。

体力も心の余裕も人それぞれ、とりあえず私のキャパシティ容量を考えてみることにしました。

まずは、多発性硬化症による身体への影響です。

多発性硬化症により身体を温めすぎると左脚が痛くなったり、ぐでっとしてしまい身体を動かすのが億劫になってしまうことがあります。

これは多発性硬化症特有の症状、ウートフ徴候です。

気をつけていても、季節の変わり目で厚着をしてしまったり、寝ているときに布団をかけすぎたりすると、知らないうちに身体を温めてしまいウートフ徴候があらわれます。

寝ているときが特に厄介で、脚が痛くて目が冷めてしまうこともあり、寝不足になったりもします。

そうなると、昼間に本調子が出せず、ぼーっとしてしまうことも…。

また、最近知って衝撃だったのがHSPの特性です。

HSPは、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のことです。全人口の15~20%、約5人に1人はHSPと考えられています。

https://kenko.sawai.co.jp/mental-care/202103.html

少し前にテレビやネットで話題になり、簡単なHSP診断テストをやってみたところ、根っからのHSPだったことが判明したのです。

特にこの【HSS型HSP】がまさに私で、とにかく『疲れやすい』。

子供と遊んだあとは、電池切れで1時間ぐらいゆっくりしたい。

家族と出かけるのは楽しいけど、自分でも無意識に気を使ってるから疲れる。

友人や両親と出掛けたときはもっと気を使うから余計にぐったり。

ずっと「どうしてこんなに疲れちゃうんだろう」と悩んでいた日々の答えが分かり、初めてHSPのことを知ったときはスッと腑に落ちて、心が軽くなりました。

もぐぷく
もぐぷく

難病の方は、HSPの人が多い気がします。

膠原病の知人や同部屋になった多発性硬化症の方も気遣い屋で、今思えばHSPだったと思います。

これにより、HSPと多発性硬化症のダブルパンチで前日からの疲れを引きずり、私の体力はすでに半分まで減っている状態でスタートしていたことが発覚。

非HSP・健康人間・手の抜き方が上手い・いくらでも寝れる夫と比較するとこんな感じです。

まるで初心者にハンデを与えて戦っているような状態です。

この状態からスタートし、子供の相手をしながらの家事がノンストップで続きます。

低血圧の夫は朝起きてくるのが遅く、ワンオペでやらなくちゃいけないタスクに追われ常にぷちパニック状態。

やっと一息つけるのが昼食の片付けが終わったあとです。

その時点での私の体力はこんな感じです。

もうすでに瀕死ギリギリの状態です。

ここで子供にテレビを見せながら横になり、少し体力を回復させます。

夫はゆっくり朝食を食べて自分の身支度だけ行い、お風呂掃除だけして仕事に行くので体力はほぼ減っていないでしょう。

仕事もストレスフリーで出来ているみたいなので、精神的にすり減っている様子もありません。

もぐぷく
もぐぷく

うらやましい性格です…。

昼食後に1時間ほど休むと、子供を公園に連れて行き体力を発散させ、帰るとまたワンオペ家事育児に追われる時間が夜子供が寝るまで続きます。

子供のお風呂と寝かしつけは夫がやってくれるので、私の仕事は夕食の片付けと明日の朝の準備までですが、夫が寝かしつけ中、子供の話し声が聞こえると気になってそわそわ

子供が寝た後やっと自分の時間が過ごせると思ったときにはもうこんな状態になっています。

もうなにもできず、ただただ「ぼーっと」夜のEテレのゆるくてほんわかした番組を見て一日が終わってしまうのです。

夫は子供とそのまま寝てしまうことが多いですが、寝なかった日は深夜までひとり時間を楽しんでいるので、身体も心も余裕があるのでしょう。

※早く寝ても私より早く起きたことは一度もありません…なぜそんなに寝れるのか…。

子供と離れたい気持ちもありますが、仕事をしないと保育園には預けられません。

ですが、こんな状態で仕事まで入れたら確実にキャパオーバーになり再発の可能性が出てしまいます。

もぐぷく
もぐぷく

私が入院してしまったら子供はどうすればいい?

色々考えると不安で眠れなくなり、【今は我慢する】という選択しかできませんでした。

とにかく今の私にはキャパシティがほとんどない。

だからある日突然爆発し、「なにもしたくない」と思ってしまう日が増えてしまっていたのです。

どうしたものか…。

これを解決出来るのは他ならぬ夫】だけ!

私は夫に自分の要望を伝えるため、改めて「私がやりたいこと」を考えてみることにしました。

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やりたいこと

夫や子供のこと、母親として主婦としては考えず、とにかく自分のことだけを考えて「やりたいこと」を考えてみました。

私がやりたいこと

  • 静かな部屋で一日中過ごしたい
  • 朝目が覚めてもしばらく布団の中でゴロゴロしたい
  • 一日中パジャマや部屋着で楽な格好で過ごしたい
  • ケーキ食べたい

こう並べてみると全部子供が生まれる前にやっていたことばかり…。

よく「ないものねだりで、子育てが落ち着けば全て手に入るよ」というブログを目にしますが、まさにそのとおりです。

もぐぷく
もぐぷく

でも、そんなことは分かってる!分かってるけど辛い!

ですが、現状このやりたいことはさすがに非現実的

夫に週5日朝から夜まで仕事して、やっと迎えたお休みの日に「家のことも子供のことも全てやって!」とは言えません。

だけど私が辛いことを知ってほしい!!

助け合えるのは夫婦だけですから、自分の気持ちを話してみることにしました。

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助けてくれるのは夫、助けてあげられるのは私

これもHSPの特徴ですが、私は自分の気持を伝えるのがとっても苦手なんです。

これを言ってしまったら相手はどう思うのだろう。

相手を不快な気持ちにさせてしまったらどうしよう。

と、不安な気持ちがどんどん膨らみ、気持ちを伝えるだけで涙が出てしまうんです。

だから、ずっと「我慢」という選択をしてしまっていました。

ですが、さすがに今回は限界です。

改まって伝えるのは緊張するので、寝る前のタイミングでなんとなく伝えてみました。

夫に伝えたこと

  • 毎日ずっと子供と一緒にいるのが辛い
  • 朝のワンオペ時間が大変
  • 家族で出掛けるのも気分展開になるけど、家でひとりのんびりする時間がほしい
  • 夫が休みの日は1食だけでも料理をしたくない

これを伝えると、夫は私の気持ちを理解してくれ、「よくやってるよ」「すごいよ」と日々の頑張りを褒めてくれました。

(朝のワンオペ時間は昔から言っても低血圧で朝起きられず、現在も夫なりに奮闘中…。)

これにより、夫が休みになると私も少しお休み気分を味わえるようになりました。

夫がやってくれたこと

  • 昼過ぎから夕方まで子供を連れて出掛けてくれる
  • お互い疲れてる時は夕食を外食にする
  • 夫に余裕がある日は夕食を作ってくれる
  • すごい疲れてる日はケーキを買ってくれる

夫が子供と二人で出掛けてくれるので、ひとり時間で思いっきりぐうたらできるように。

また、夕食を作らないくて良い日ができたことでも心に余裕が生まれました

夕食って何を作ろうか考えるのも大変だし、作るのはもちろん、食べた後の食器洗いも多くて大変。

毎日家族分の3食作るのってけっこう負担なんですよね。

家計的には厳しいですが、今は家族が笑顔で過ごせることが一番!

それでも時々辛いと思う日はありますが、夫に話したことで「主婦なのになにもしたくないなんてダメ人間だ」と罪悪感にまみれることはなくなりました。

夫は私の気持ちを認めてくれる。

だから私も常に夫への感謝を忘れず、一番の味方でいようと思うのです。

不満はめちゃくちゃありますが、感謝の気持ちで大抵のことは目を瞑ります…(笑)

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まとめ

以上、私のなんにもしたくない日をお話させていただきました。

ずっと大人なのになにもしたくないなんて、わがままだと思っていました。

わがままだと思っているから余計に罪悪感が膨らむ。

でも、改めて自分の病気とHSPという特性と向き合うと、「やりたくない」じゃなくて「できない」なんだと気づきました。

【やりたいのにできない】

子育ても仕事も人間関係も、感じ方は人それぞれです。

私と同じように毎日辛いと感じることが多い方は、自分を攻めすぎず、甘やかして生きていきましょう。

もぐぷく
もぐぷく

私、人を褒めるのは得意なので、辛いことがあったらコメント下さいね!!

たくさん甘やかせます(笑)

ですが、この性格が災いして、人生で何度もエナジーバンパイアの標的にされてきました。

エナジーバンパイアとは、人からやる気やエネルギーを奪う人のことをいいます。

そしてやっかいなことに、人からエネルギーを奪えば奪うほど自分は元気になるのです。まさに人の生き血を吸うバンパイアのようですね。

https://woman.mynavi.jp/article/210124-9/

思い返すと小学生の頃から人生の節目節目で現れていました。

かなりトラウマで、これも外で仕事をしたくない理由になっています。

人間関係で辛いことがある方は、近くにエナジーバンパイアがいるかも!?

気持ちが落ち込む日は前向きな曲で乗り越えるのも、ひとつの方法ですよね。

何かのヒントが見つかるかも!?↓↓

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